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つくばで目指そう☆プロの漫画家!~東風実花マンガ・イラスト教室~

つくばスタイル特派員 しらゆき - 2019年08月02日11:00

みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

 

突然ですが、みなさんはマンガが好きですか?「子どもの頃にはよく読んでいた」という方も多いのではないでしょうか。

個性豊かなキャラクターが丁寧に描写され、今や世界中で注目される日本のマンガ文化。中高生を対象にした将来なりたい職業のランキングでも漫画家やイラストレーターが近年上位にランクインしています。

 

「もっと上手にマンガやイラストを描きたい」という夢を叶えてくれる少女向けの教室がつくば市にあると聞き、取材にお伺いしました。

 

この教室を主宰しているつくば市出身の東風実花(はるかぜ みか)先生は、つくば市を舞台にしたSFコメディマンガ『すいへーりーべ!』の作者でもあります。

 

大学進学時に一旦つくばを離れたものの、「自分にできることで生まれ育ったつくばの役に立ちたい」という思いから、Uターンを決めたのだそう。

プロの漫画家として活動しながら、2008年からつくば市内で小学生から高校生までを対象にしたマンガ・イラスト教室を開いています。

 

その教室は、つくばエクスプレス(TX)つくば駅から歩いて約10分の「つくばカピオ」が主な会場となっています。小学生から高校生の女子を対象にしており、現在15名ほどの生徒が在籍しているのだそう。

 

マンガを描く上で必要なテクニックを基礎から教えてもらうことのできるこの教室。絵画教室とは違い、子ども向けのマンガ・イラスト教室が全国的にほとんどないという現状もあって、他県からわざわざ通う生徒がいるほどです。  中には、北海道から飛行機を使って受講した方もいるというから驚きです!

 

 

「楽しく自由に描けるのが一番!」と優しく指導している東風先生。相手が小学生であっても、”マンガを愛する1人の作家”として接しているといいます。

 

自分独自の世界観をしっかり築くことがマンガを描く上では大切で、はじめは主人公の設定をしっかり決めるために「この主人公はどんな性格?何が趣味?家族構成は?」とキャラクターについて深く掘り下げて考えるよう促します。こうすることで一人ひとりの個性を活かした作品が出来上がってくるのだそう。

 

 

この日私がお伺いしたのは小学生から中学生のクラス。みなさん集中してイラストや漫画を描いています。

小学生でも本格的なイラストを描くカラーのペンを使って色付けしていたり、スクリーントーンを使って仕上げたりしていました。スクリーントーンを使っているところを初めて見せてもらいましたが、あるとないとでは大違い。見違える出来栄えとなっていました。

 

スクリーントーンを使っていた生徒さんへ「トーンの切れ端は、こう処理するといいですよ」と先生からのアドバイスも。教えてもらわなければ気づかないような、プロならではのきめ細かな指導です。

 

東風先生は「このキャラクター、かわいいね」「ここが上手に描けてるね」とにこやかに生徒に声をかけていきます。

 

生徒が緊張しないようにとゆったりとした曲をBGMとして流し、マンガやイラストを心地よく描けるよう環境整備にも気を配っているのだそう。

そのおかげか、生徒のみなさんはリラックスした様子で、イラストやマンガを丁寧に仕上げていきます。

 

 

通っている生徒の方に話を聞きました。

「東風先生からいいアドバイスをもらえるので、どんどんうまくなるのが嬉しい」と話してくれたのは、小学5年のときから通っているという中学3年生。描いていたのはマンガで、鉛筆で下書きされた原稿をペンで仕上げている様子を見ていると、登場人物が命を吹き込まれたように生き生きとしてくるから不思議です。

 

 

通い初めて五カ月ほどという生徒の方は、なんと県外から通学しているのだそう。将来漫画家志望という小学3年生で、小学生向けの漫画教室を探してこの教室を知ったのだとか。

「原稿用紙やペンの使い方を一から東風先生に教えてもらえました。会誌に自分の作品が初めて掲載されたときは、とても嬉しかったです」と笑顔で話してくれました。

 

この日お伺いした昼のクラスには、小学生~中学生が多く受講しています。一方、夕方のクラスは中学生~高校生が中心となり、時間帯で生徒の年齢層が異なります。

 

生徒の年齢が上がるほど、技術的・専門的な話や細やかな指導が多くなるとのこと。本格的にプロを目指している方も多いんでしょうね。

 

 

マンガやイラストを描くときに使う用具を見せてもらいました。

 

原稿を描く用紙、太さが異なるペンなど、たくさんのアイテムを使って仕上げていくんですね。専門的な物もありますが、茨城が誇る巨大ホームセンター「ジョイフル本田」等で気軽に購入できるのだとか。

すべて必要なものをそろえても2~3千円程度と、初期費用もそれほどかからずにスタートできますね。

 

 

生徒のみなさんが作品を発表する「会誌」も大きな存在です。年に4回発行され、イラストや一人4ページの短編マンガが掲載されています。実際に過去のものを見せてもらいましたが、しっかりと製本され、カラーのイラストも多く、見ごたえがあります。

 

今までは一人で描いていたものを、同じようにマンガやイラストが好きな仲間に見てもらえる場所があるのは、うれしいですよね。

描かれている内容も一人一人全く違い、女の子が主人公の学園恋愛話や魔法使いが登場する冒険ストーリー、サスペンス的なものまで多岐にわたります。生徒みなさんが丁寧にマンガやイラストに向き合っている熱意が伝わってくるようです。

 

基本的に生徒の自主性に任せて、自由に描いてもらうというのがこの教室のやり方。初心者からプロを目指す方まで、生徒一人ひとりの個性に合わせてアドバイスをしてくれます。

 

「内面に持っているものを引き出すのが私の役目です」と東風先生。生徒のみなさんが楽しく描けるように、”先生と生徒”という固い関係というよりは、”マンガ好き”という共通意識で結ばれているように感じました。

かつて在籍していた生徒の方で「不登校で学校に行くことは難しかったけれども、この教室になら来られた…」という方もいたのだそう。そんな心のよりどころでもある場所です。

 

生徒一人ひとりの持つ目標や希望に寄り添い、実現に向けてアドバイスしてくれる東風実花先生。

プロの漫画家から直接指導を受け、子どものうちから未来へ一歩踏み出せる環境があることは、素晴らしいですね♪

 

以上しらゆきがお届けしました。

 

東風実花(はるかぜ みか)マンガ・イラスト教室


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