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潜入!バーチャル宇宙飛行士選抜試験!

つくばスタイル特派員 NANAO Blog 
2021年07月09日

こんにちは!

七夕の夜、宇宙飛行士になれますように!と星に願いを込めたお子さんもいるのではないでしょうか。

この秋にはJAXAで13年ぶりに宇宙飛行士の募集があり、また冬には日本初の民間人宇宙飛行士がISS(国際宇宙ステーション)に滞在予定です。

宇宙がグッと身近に感じられるニュースが続いていますが、実際に宇宙飛行士になるために必要なのはどんなことでしょう?

2040年、宇宙開発が大きく発展した未来をイメージして作られた「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」がつくば市で行われるとのことで、特派員NANAOが会場に潜入してきました!

 

バーチャル宇宙飛行士選抜試験

 

会場となったつくば市役所の会議室。部屋の窓は黒いカーテンで覆われ、モノトーンの棚にレゴで作られたISS(国際宇宙ステーション)の模型や、宇宙食などの宇宙グッズが並んでいます。

白衣やNASA(アメリカ航空宇宙局)の船内服である通称オレンジスーツを着たスタッフがそろうと、テンションが上がってきます!

今回の選抜試験の対象は小学校3年生から6年生で、小学校を通して募集チラシが配られました。

 

バーチャル宇宙飛行士選抜試験

 

感染症対策も万全に、スタッフのあいさつが終わると部屋が暗くなり前面のスクリーンに映像が映し出されます。

「宇宙飛行士アカデミーへようこそ!」

宇宙にいるキャプテンアッキーとの交信が始まりました。
時は、2040年。ここは宇宙飛行士アカデミーの試験場。集まった参加者の子どもたちは、宇宙飛行士選抜候補生です。今日は、宇宙でのミッションに欠かすことのできない多くの能力のうち特に重要な「状況認識力」「理解力」「課題解決力」を測定する3つの選抜試験にチャレンジし、宇宙飛行士としての適性を測定します。

1つ目の選抜試験は、船外活動試験。「状況認識力」を測定します。

これが今回の、一番の目玉!
宇宙飛行士の無重力空間でのミッションをテーマにしたVR(Virtual Reality:仮想現実)ゲームに挑戦します。

 

 

大きなゴーグルとグローブをつけ、両手をフワフワ動かしながら不思議な姿勢で横たわっている参加者たち。

彼らには一体何が見えているの?!とワクワクします。

 

 

無重力空間では、重さによる力が一切かからないためモノが落ちたりすることがない状態です。

この船外活動試験では、グラビティチェアと呼ばれる特殊な椅子とVRゴーグル・VRグローブを使って「無重力」を疑似体験できます。

 

 

グラビティチェアでは、「宇宙飛行士の就寝姿勢」といわれる自然な姿勢で横たわることができ、体重を感じない感覚を得られるとのこと。今回のチェアは特殊なものではなく、普通に入手できるキャンプ用品だそうです。

VRゴーグルは、市販されているものの中から、スペックや価格帯から選定しているそう。特派員も、特別に船外活動試験を体験させてもらいました。

まず、宇宙空間で船外から宇宙ステーションを見ているような立体感にびっくり!じっと見続けていると、船酔い、いえ、宇宙酔いしてしまいそうなリアルさです。

ミッションの内容はというと…なんと、宇宙から「唐揚げ」の入った透明なカプセルを目標地点に向かって投げ、到達度でスコアを競うというもの。グローブをはめた手はなかなか思い通りに動かずもどかしさがあるのですが、ゲーム性があるため「なんで唐揚げやねん!」とらつっこみながらミッションクリア(笑)

参加者に見えている映像はチェアの隣にあるモニターに映し出されており、保護者も一緒に楽しめます。

 

2つ目の選抜試験は、宇宙実験試験。「理解力」を測定します。

この試験では、無重力下で起こる8つの現象をARグラスを通して観察します。ARとは、Augmented Realityの略。一般的には「拡張現実」と訳されます。グラスをかけると、実際の風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することができます。現実の風景にバーチャルの世界を重ねられるところが、VRとは異なります。

 

 

横で見学していた特派員にはわかりませんでしたが、無重力状態で、例えば水や炎、ハンバーガーなどの物体がどのようになるのかが見えるとのこと。

 

 

何がどのような状態になるのかついての説明は、参加者にはARグラス付属のイヤホンから聞こえています。映像だけでは理解が難しいことも立体的な現象を見ながら説明が聞けるので、理解が深まりますね。この体験後すぐに内容についてのクイズに取り組んでいました。

クイズはその場ですぐにスタッフが採点してくれます。また、用紙を持ち帰って家で復習することもできます。

 

3つ目の選抜試験は、宇宙食実験。「課題解決力」を測定します。

宇宙飛行士の健康を守る重要な役割を担っているのが「宇宙食」です。人工知能が搭載されたロボットのアーシャによる宇宙食の課題の説明後に、3択のクイズ形式で解決していきます。

チャーハンは無重力の宇宙ではバラバラに飛び散ってしまいます。宇宙でも問題なく扱えるようするために、さて、どうしますか?

 

 

参加者の子どもたちは、それぞれ席に置かれたスマートフォンに回答を入れます。白衣のスタッフとロボットのアーシャの楽しいやり取りなど、冗談を交えながら宇宙食への理解が深まっていきます。

選抜試験は約1時間ほどで終了しました。

選抜試験が終わったら、再び宇宙にいるキャプテンアッキーとの交信です。今回の3つの選抜試験の結果から、合否と、どんなタイプの宇宙飛行士が向いているかが判定されます。

試験の結果は、見事参加者全員無事合格!
キャプテンアッキーが、「宇宙は君を待っている!」と激励の言葉をくれました♪

最後にサプライズ!
キャプテンアッキーがみんなを励ますため、なんと急遽宇宙から地球に帰還してくれました!(笑)

宇宙から帰ってきたにしては早すぎる!とツッコミを入れている参加者も。鋭い!
ともあれ、最後は参加者一人一人、修了証を受け取りました。

 

 

このワクワクするような選抜試験を主催するのは、株式会社amulapo(アミュラポ)。
共催はつくば市、協力はスペースアクセス株式会社。
今回はamulapo代表取締役CEOの田中克明さんが、特派員の質問に答えてくれました。

amulapoは、「ワクワクは、宙(そら)にある」をコンセプトに、宇宙体験のコンテンツを先端技術を用いて制作する、若手の研究者集団。社名は聞き慣れない言葉ですが、amusement (娯楽)と laboratory(実験室)との造語で、laboのbを逆さまにしてpにしたとのこと。逆転の発想という意味と、pという音の柔らからさ、楽しげで元気なイメージから来ているそうです。

「これまではJAXAやNASAなど、国家主導で宇宙開発が行われてきましたが、今は民間主導で宇宙開発が行われる『New Space』という動きが加速しています。数十年後には、多くの人が宇宙に行ったり、宇宙の開発に携わるような時代がやってきます。宇宙は、限られた人だけが扱う存在から、一般の誰しもが関わることができる存在に変わってきているのです。

ぜひ、皆さんに、宇宙の楽しさを肌で体感し、これから一緒になって宇宙を目指してほしい。
そんな思いから、得意とするデジタル技術を駆使し、臨場感のある宇宙飛行士体験を作成しました。

この選抜試験を通して、参加した子どもたちに宇宙や科学技術に興味を持ってもらい、心に残る原体験になってほしいとの願いがあります」

 

正確な情報に基づいて作成されたamulapoの宇宙体験コンテンツには、新しい形の学びがあります。子どもたちにどんどん体験させたいと感じました。特派員だけでなく、参加者や保護者にも技術の説明などを熱心に行っていたamulapoの皆さんに、宇宙への情熱を感じました。

参加者の少年の一人からは、「なりたい職業が増えた!宇宙飛行士になりたい!」と言う言葉が♪

 

さて、つくばエリアのみなさんに朗報が!
この夏から、つくば市を舞台に今回のような体験コンテンツが再び提供されるとのこと!

詳細はリンク先をご確認ください♪

以上、NANAOがお伝えしました♪

株式会社amulapo

バーチャル宇宙飛行士選抜試験
8月中旬の先行予約受付:2021年7月11日 23:59 迄
8月下旬以降の予約受付:webページを参照(https://be-astronaut.com/

つくばSTEAMコンパス

 

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