こんにちは。つくスタ特派員のサヤです。
梅雨に入り、雨が降ったりやんだり。少しずつ高くなる気温に夏の訪れを感じます。
今回は、この季節ならではのお出かけスポット、雨引観音で行われている「あじさい祭」をご紹介したいと思います。
雨空の下でこそ一層美しさを増すアジサイに、憂うつな雨も待ち遠しくなりますよ♪
訪れたのは、つくばエクスプレス(TX)つくば駅から車で北に約40分、つくば市の隣、桜川市にある「雨引観音(雨引山楽法寺)」です。古くから安産子育ての霊場として広く知られ、安産祈願やお宮参り、七五三祈願などでつくば在住のファミリー層からも親しまれています。
そんな雨引観音は桜、ツツジ、牡丹、アジサイなどが咲く、花の名所としても知られています。中でも梅雨の時期に咲くアジサイは人気があり、毎年6月10日~7月20日に開催されるあじさい祭は、一年で最も多くの人で賑わうと言われています。
実は、私、この季節に訪れるのは初めて。
山の中腹まで車で登り、無料の駐車場に停めいざ出発!
145段あるという急な石段は、特に雨の日は滑りやすくなっているので、歩きやすい靴がおすすめ!
少し上ると、両脇に見頃を迎えたあじさいが出迎えてくれました。
境内には約100種類、5000株ほどが植えられているということで、青や白、紫にピンクなど、色も形もさまざまなアジサイが咲き誇っていました。
訪れたときはちょうど雨の切れ間だったこともあり、雨露を浴びたアジサイは喜んでいるかのように生き生きとしていました。
このあじさい祭はフォトジェニックなスポットがいくつもあり、散策するだけでなく、スマホで記念撮影されるご夫婦やカップル、三脚片手に本格的なカメラを構える方など、訪れた人たちは小雨が降る中でも思い思いの時間を楽しんでいました。
さらに7月1日~11日の期間は、剪定したアジサイを池に浮かべる「水中華」を見ることができます。
池に浮かぶ色とりどりの大輪のアジサイは息をのむほどの美しさ。
池のアジサイはすぐに傷んでしまうため、毎朝池の中に入り、入れ替えているのだそうです。
お寺の方のご尽力のおかげで、時が経つのも忘れるほど幻想的な光景が広がっていました。
期間中は、ライトアップもあり、夜9時まで境内を散策することができます。
境内には亀やアヒル、カモ、ガチョウ、クジャクなどさまざまな生き物が放し飼いにされていて、こちらも見所の一つです。
滅多に間近に見る機会のない美しいクジャクは、その神々しさに、周りにいた人たちが一斉にシャッターを切っていました。
鳥やコイ用の餌が売っていて、我が子はアジサイよりアヒルとのんびり楽しんでおりました(^^;
梅雨時期の憂うつな気持ちもどこへやら。訪れた人々を愉しませてくれる雨引観音のあじさい祭。
この時期だけの美しさを愛でに、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか?
以上、石段で思いっきりこけてしまってもめげないよ!のサヤがお届けしました(‘◇’)ゞ
【雨引観音あじさい祭】
令和3年6月10日~7月20日
住所:茨城県桜川市本木1
電話:0296-58-5009
URL:http://www.amabiki.or.jp/info/2021061101/