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古民家から人を、暮らしを、未来へつなぐ「iriai Tempo」

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2021年06月21日

皆さん、こんにちは!つくスタ特派員のTAKAKOです。

 

つくば市の北部に位置し、江戸時代には筑波山への参拝道「つくば道」の起点となって栄えた街「北条」地区。筑波山麓の四季折々の風景を眼前に、歴史ある町並みの散策はもちろん、食事やカフェなども楽しむことができるこのエリアは特派員の大好きな町の一つです。つくばの中心地から車で20分ほどの場所にありながら、旅にきたような素敵な気持ちにさせてもらえる町なんですよ。

 

iriai Tempo

 

そんな北条に、築100年の古民家を改修して今年3月にオープンしたのが、地域の「たまり場」、「地域物産品の販売」、そして「ワーキングスペースの提供」という3要素を併せ持った「iriai Tempo(イリアイテンポ)」。伝統的な日本社会における共同利用「入会(いりあい)」という言葉と、イタリア語で時を表すテンポと店舗を掛けて名付けられたこの場所は、北条を訪れたさまざまな人の交流拠点として、また地域の人・モノ・伝統の暮らしを「活かす」ための場所として生まれました。

 

土間に設けられた大きなテーブルは居合わせた人同士で交流を深めるためのたまり場としてその役割を果たしています

 

iriai Tempoには、誰でも気軽に利用することのできる土間のスペースと、靴を脱いで上がる有料のワーキングスペースとがあり、土間に設けられた大きなテーブルは居合わせた人同士で交流を深めるためのたまり場としてその役割を果たしています。

こちらでは「カフェポステン」(つくば市北条183)によるiriai Tempoオリジナルのコーヒーなど、数種類の飲み物をセルフサービスでいただくこともできるんですよ。

 

訪れるのは近隣住民だけでなく、ヒルクライムを楽しむサイクリスト(入り口には竹製のサイクルラックを設置)や、リモートワークで利用する人、特派員のように古民家やカフェめぐりを趣味にしている人などさまざま。開け放たれた入り口から奥の中庭へと続く土間のスペースにはそよ風が通り抜け、藍染めののれんが風に乗ってふわりと舞う…。その様子は特派員をなんとも心地よい気分にさせてくれました。

 

筑波山麓に活動拠点を置くさまざまな作家の作品が展示・販売されていました

 

訪れた日には土間スペースで米や新タマネギ、地元「井上糀店」(つくば市北条176)の味噌といった地域の物産品が販売されていたほか、備え付けのレンジで温めていただける食べられる冷凍のパン、そして筑波山麓に活動拠点を置くさまざまな作家の作品が展示・販売されていました。

 

北条にある自宅兼工房で製作された橋本千菜美さんの竹細工は、うっとりとするほど編み目が美しく、長く使用するうちに青々とした竹が飴色に変化していく過程も楽しむことができます。

 

特派員が購入したのは、筑波山の育む清らかな水と、砂の多い田んぼの地質、昼夜の寒暖差など、おいしい米を作るための条件が全てそろったこの地区の田んぼで栽培された筑峯学園の「つくほう米」。粘りと甘みがあってとっても艶やか。水を少な目にして炊くのがよいそうですよ。

 

思い思いの時を過ごすことができるワーキングスペース

 

思い思いの時を過ごすことができるワーキングスペース

 

ワーキングスペースは8畳×2間の畳のスペースと16畳の板の間に分けられており、空いている好きな席を選んで1時間400円から利用することができます。中には押入れを改修して作られた半個室のような席もあって、どこにしようか迷ってしまいそう^^

各席にはコンセントが設けられ、高速無線Wi-Fiやプリンターも完備。仕事の合間にコーヒーを淹れてひと休みするもよし、「彩食工房ひるくらいむ」(つくば市北条1410)特製のお弁当をテイクアウトしていただくもよし、季節ごとに変わるiriai Tempoのしつらえを鑑賞しつつリモートワークや読書など、それぞれ思い思いの時を過ごすことができます。

会計は、物販品も含めてキャッシュレスでの支払い。日本の伝統的な暮らしを活かしながらIoTで利便性を追求するという新しい構図は、これからの“暮らしやすさ”のお手本ともなりそうですね。

 

iriai Tempoの代表 橋永貴郁さん

 

iriai Tempoを運営するのは、地元北条で農業、食品製造、カフェ、工芸、建築、IT、写真といった多岐に渡る分野のエキスパート7名と、iriai Tempoの代表であるこちらの橋永貴郁さんの計8名のメンバー。全員が他に仕事を持っており、その専門性を古民家の改修をはじめ運営にも活かすことで、こうしたコミュニケーションの場が生まれました。

 

この春に筑波大学を卒業した橋永さんは、大学時代たまたま立ち寄った北条でここに暮らす人々のあたたかさに触れ、北条という街の個性に魅了されていったとのこと。そして、いつのまにか街づくりの会議にも参加するようになっていったそうです。

 

自分の仕事とは別に地域のことを考えていた人が自然と集まり、それぞれの専門性を活かすことで生まれたiriai Tempo。

そんな生い立ちと同じように、iriai Tempoが目指すのは従来のお店とお客さんという枠を超えた、訪れた人々が主体的にその場を作りあげていく店舗です。

 

 

現在、地元作家の塩谷良太さんの作品を展示中のiriai Tempo夏のしつらえ。

梅雨の季節を迎えた関東地方ですが、晴れの日同様、雨に濡れる中庭の風景もまた訪れる人の心の癒やしとなってくれそうですね。

 

以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。

 

【iriai Tempo】 
 https://www.instagram.com/iriai.tempo/
 茨城県つくば市北条145
 駐車場:有り
 ※ 営業日はInstagram、またはFacebookよりご確認ください。

 

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