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ワークショップで未来の暮らしを提案しよう~地方創生ワカモノ会合inつくば~

つくばスタイル特派員 しらゆき - 2019年07月05日11:00

みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

G20サミット関係閣僚会合が実施された経緯から、これに連動して「地方創生ワカモノ会合inつくば」というワークショップがつくば市にて開催されました。

 

“「ICT」で地域は変わる”というサブタイトルのもと、小学5年から中学3年までの抽選で選ばれた約30名がグループワークを実施し、住みやすい未来のまちを考えて発表を行いました。

 

今回はその様子をお届けします。

 

 

会場となった「つくば国際会議場」は、つくばエクスプレス(TX)つくば駅から徒歩10分ほどの場所にあり、さまざまな国際会議等で利用されています。

 

先日開催された「G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合」もここで開催されました。

 

平成11年に開館し、「エポカルつくば」という愛称で市民に親しまれている同会議場は、大ホール、中ホール、会議室など設備が充実し、利用者の多様なニーズをサポート。つくば市内を約48キロにわたって貫くペデストリアンデッキ(歩行者自転車専用道路)がすぐ横を通っており、つくば市の中心地にありながら隣接する公園の緑豊かな木々をガラス越しに望むことができます。

 

 

内閣官房まち・ひと・しごと・創生本部事務局の稲山博司地方創生総括官と五十嵐立青つくば市長の挨拶から始まったこの会合。

“未来のまちを考えよう”というテーマで、ドローンやAIなどの最新技術を学びながら、グループごとに今の日本の各地域で問題になっていることを解決しようという試みです。

 

問題解決のために自分で新しい道具や仕組みを考え、最後に発表しあうという「アイデアソンワークショップ」を行い、参加者が7つのグループに分かれ、斬新なアイデアを提案しました。

 

「アイデアソン」というのは聞きなれない言葉ですが、アイデアとマラソンを組み合わせた造語で、チームで協力して新しいアイデアを生み出すイベントの形式のこと。

対話を通じてアイデアが次々と練られていくことで、既成概念にとらわれない、新たな視点での発想が可能になり、あらゆる問題解決の糸口を生み出すものとして取り入れられているのだそう。
専門的な知識がなくても大丈夫なので、子どもから大人まで参加できるのもいいですね。

 

 

グループのテーブルの上には、トランプのような3種類のカードやたくさんの付箋紙、地図などが用意されていました。これらを駆使して、困りごとを解決し、未来の便利な暮らしを提案する新しい道具を考えていきます。

 

まず、道具やICT(情報通信技術)、希望の描かれた「ツールカード」、「テクノロジーカード」、「あったらいいなカード」の3種類のカードを組み合わせて、それは誰のためになるかを考えていきます。

 

分かりやすい例でいうと、道具の「靴」と最新技術「VR(バーチャル・リアリティ)」を組み合わせて、サッカーをもっと上手になりたい人のために「プロサッカー選手とのサッカーを体験できる靴」というように、組み合わせていきます。

 

 

「よし、決まった!」

ひらめいたアイデアが付箋紙にどんどん書き出されていきます。あっという間にテーブルの上は付箋紙とカードでいっぱいに。参加者は自分で考えた付箋紙のアイデアの中から2つの道具を選び、イラストとともに深く掘り下げていきました。

 

中には、道具のネーミングが面白かったり、緻密なイラストが描かれているものもあり、現実味のある道具もありました。

農業に携わる人、離島や山間部に住んでいる人など仕事や住んでいる場所ごとに異なる困りごとの状況から考えたり、時計や鞄などモノの組み合わせから考えたりと、さまざまな角度からアイデアを生み出していく参加者のみなさん。

 

カードがあるおかげで「これとこれを組み合わせたら、どうなるだろう…」という発想がしやすくなりますね。  

 

「ちょっとそのカードを貸して。こっちで使ったらどうかな」と同じグループのメンバーに声をかけて、お互い協力しあって考えを深めていく様子が見られました。

 

 

次に、参加者が考えたアイテムは、架空の街の地図上のどんな場所で役に立つかを考えます。「こんな街に住んでみたい!」と思ってもらえるような、便利で暮らしやすい街を目指して工夫を凝らします。

 

“掃除が楽になるように”とほうきとロボットを組み合わせたものを考えた参加者は、飲食店などの「お店で役に立つ」と考えたようで、商店街の位置に付箋を貼りました。

 

“栄養ロボット”は、赤ちゃんががいる家庭や栄養管理に気を付けたい人向けに、どんな栄養をもっと摂ったらよいかをアドバイスしてくれるというもの。スーパーマーケットなどで活躍しそうです。

 

“自動の車いす”は、外出したい足の不自由な方を自動運転の車いすが送迎するというもので、道路上に付箋が貼ってあります。
このように、地図は参加者の考えたアイデアを示す付箋紙で埋め尽くされていました。

 

 

ワークショップの最後には、各グループごとに発表です。
グループごとに自分たちの考えた街のキャッチコピーと一緒に、一人ずつ自分の考えた未来の暮らしを便利にするアイテムを提案していきます。

 

「便利で安心な街」「楽すぎる街」というように、ICTが生活に取り入れられて便利になった街の様子を一言にまとめていました。
参加者からは、立場によって異なる問題に寄り添い、それを解決するために役立つものが次々と紹介され、会場からは「それがあったら助かる人が多いよね」という声が聞かれました。

正解・不正解はなく、不可能だと思うものでも構わないというこのワークショップ。参加者の自由な発想とひらめきに感心しました。

 

参加した小学6年生に話を聞いたところ、「どんどんアイデアが浮かんできて、付箋紙にそれを書き出していく作業が楽しかった」と話してくれました。
「時間が足りずに、もっとアイデアを書き出したかった」とも。大人よりも子どもたちのほうが発想豊かかもしれませんね。

 

この日つくばで考え出された道具で、近い将来実現されるものがありそうです。それがあることで、みんなが抱える困りごとが解決され、便利で快適に暮らせるようになることでしょう。
考えてみると、車の自動運転、ドローン宅配など私が子どものころには空想であったものが今や現実のものになっています。

 

“セグウェイが公道を走る街”として知られる研究学園都市つくば市から、ICTを用いた住みやすい未来の暮らしを子どもたちの目線で提案できたことに大きな意義を感じました。

 

過去と現在、そして未来の暮らしについて自分なりに思いを馳せた、しらゆきがお届けしました。


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