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あれから50年、これから50年「筑波研究学園都市50周年記念式典」

つくばスタイル特派員 ヤギッチ Blog 
2013年11月20日

どーも、ヤギッチです♪

 

先日、筑波研究学園都市50周年記念式典がつくば国際会議場で行われたので、参加してきました♪

 

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筑波研究学園都市というと新しい都市のイメージがあったのですが、50周年…違和感があるなーと思いながら参加したのですが、どうやら「筑波に研究学園都市を作る!」と閣議で了解を得てから、50年ということらしいです。

 

ここで、筑波研究学園都市の概略をざっくりとご紹介♪

 

東京の過密緩和のために、国の研究機関などを移転し、科学技術の振興と高等教育の充実を図る目的で「研究学園都市」を作ろうと、全国各地の候補地の中から、

①東京から60kmと比較的近い場所にあるという点。

②研究機関が使用する研究・工業用水が調達できる、霞ヶ浦が近くにあるとい
う点
③平坦で広い土地が確保でき、地盤が安定しているという点。

という理由で「筑波地区」が選ばれました。

 

当初の計画規模は4,000ヘクタール。何度も計画を練り直し、教育研究施設地区、住宅地区、公園緑地からなる新都市マスタープランを作成。
1969年 研究学園都市開発事業の総合起工式が行われ、研究学園都市の建設がスタート。
1973年 筑波大学開学。
1980年 43の試験研究・教育機関の移転が完了。…これによって、「筑波研究学園都市」が形作られました!
1985年 国際科学技術博覧会(通称:つくば万博)開幕…日本のみならず世界に「つくば」の名前が知れ渡りました。
1987年 大穂町、豊里町、桜村、谷田部町の合併で「つくば市」が誕生!

その後、商業施設やつくば文化会館「アルス」、「つくば国際会議場」などが建設され、都市機能が充実しました。

 

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2005年 つくばエクスプレス(TX)が開業!
2011年 つくばモビリティーロボット実験特区に認定、つくば国際戦略総合特区に指定。
2013年 環境モデル都市に選定。

 

…新しい街だと思われるつくばにも50年という歴史があったんですね。意外な発見^^

 

50周年の記念式典には行政や研究機関から900名近くの人が来場。
つくば市長はもちろん、茨城県知事や筑波大学長も参加していました。
式典では安倍晋三内閣総理大臣の祝辞なども寄せられ…そんな中に私、居て良いのだろうか(^^;

 

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式典は3部構成になっていました。
1部では「つくば大使」で「筑波研究学園都市論」を『新都市』に連載中の三井康壽氏と、やつくば市名誉市民である小林誠氏(2008年ノーベル物理学賞受賞)が基調講演。
2部では、フランスのグルノーブル市と姉妹都市協定を締結。世界のイノベーションをリードするグローバル拠点都市になるべく、つくば市長が「つくば宣言」をしました。

 

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3部では、つくば国際戦略総合特区の取り組みとして、柱となる4つの研究の第一人者の方たちが講演を行ないました。

50年という歴史を振り返りながら、今後どのように発展していくべきなのか、講演者の方たちの話をふんふんと頷きながら聞いていました。

 

科学の街つくばとしてこれからもどんどん新しい技術を産み出すことはもちろん、住んでいることに誇りを持てるような街並みに発達していってほしいと思います。
子どもがのびのび遊べ、大人も楽しめる場所があり、おじいちゃんおばあちゃん世代がお散歩して…、単なる研究施設が並び科学者のいる街ではなく、環境などの観点からも良い街に。

 

50年は一つの節目。

これから過ごす年月で、世界に通ずる街にしようと決意を新たにする式典となりました。

 

以上、久々にフォーマルな服を着たのですが、スカートがはちきれそうだったヤギッチがお送りしました。

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