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人と地域とつなぐものづくり。草木染め作家「futashiba248」

つくばスタイル特派員 みっきぃ - 2019年08月28日11:00

こんにちは、みっきぃです♪

 

今年の5月、筑波山麓で行われた地域や環境に優しいものづくりを紹介する「つくばスローマーケットVol.12」へ遊びに行ったときのこと。

 

作家さんのこだわりや世界観がつまった素敵な作品がたくさん集まる中、ある色彩に目が留まりました。

 

 

黄色、茶色や薄紅色といった普段使う色名で表すのとはちょっと違う、優しい風合いに染まった鞄や靴下の色彩は「自然そのもの」。自然の中に身を置いたときみたいに、心の角が取れていくような柔らかさを感じる作品に惹きつけられました。

 

さらに興味を引いたのは、その染料。「大子のリンゴ」「笠間の栗」「鉾田のメロン」など、茨城県の特産品として知られる農作物の枝や葉っぱ、茎など、収穫後に不要になるものから染液を作り再利用しているそう。

 

 

「手にとった作品、その一つひとつの色に物語があることを知ってもらえたら」と話すのは、「futashiba248」の名で作品をデザイン・製作する草木染め作家・関将史さんと裕子さん夫妻。都内にある服飾の専門学校を卒業後、それぞれアパレル会社に勤務した後、2018年から茨城県へ拠点を移し「futashiba248」を起ち上げました。

 

活動のきっかけは、まだ都内勤務だった頃に観光で訪れた茨城県北西部の大子町にあるリンゴ農園。もぎりたてのリンゴのみずみずしさ、それを使ったアップルパイやジャムの味わいや農家さんとの交流…その土地に流れる空気に、身体いっぱい満たされていくのを感じたというふたり。

 

 

「東京の近くで、こんなに自然が気持ちいい場所があったなんて。すごく癒やされました」と裕子さん。また、高校卒業まで茨城県つくば市で生まれ育った将史さんは、当時の心境を振り返ります。

 

「地元なのに、こんなに良い場所があったなんて今まで全然知りませんでした。こんな魅力的なものや場所があること、みんな知っているのかな?知らないのであれば、もっとたくさんの人に伝えたいという思いが膨らみました」

 

舌の上で味わうだけじゃない、足を運んだからこそ感じ得た自然の色彩とその地で暮らす人たちの温もり。その地域ならではの魅力をものづくりに込める草木染め作家としての歩みが、この時スタートしました。

 

 

「人」と「地域」を結ぶものづくりは、多くのクリエイターが集まるイベントでも注目を浴びることに。

 

今春、東京ビックサイトで行われたクリエイターの作品販売イベント「Handmade MAKERS’ 2019」では、200名を超える出店者の中から3位に該当するブロンズ賞を受賞。「地域とつながりながら、その地域でしかできないものを作り、伝える」という、単にものを作るだけじゃない、クリエイターとしての一つのあり方が審査員から高く評価されました。

 

 

作品は、ECサイトでも購入することができますが、とりわけ大事にしているのは自分たちの言葉でその魅力を伝える機会。製作の傍ら、県内外のイベントへ積極的に出店し、「自然の色」に込めた物語を伝えています。

 

「茨城っていろんな特産品があるんですね。知らなかった」「地域の魅力を伝えるいい取り組み。応援します」そんな声に後押しされながら、「これからも、自分たちがずっと生業にしてきたものづくりを通じて、各地の農家さんや地域のことを知ってもらうきっかけを作っていけたら」と話すおふたり。

 

 

「将来的には、染色体験をしながら農家さんと交流する機会も作れたらいいよね」と顔を見合わせる将史さんと裕子さんの楽しげな様子に、その時が待ち遠しくて仕方ないみっきぃでしたᕕ( ᐛ)ᕗ

 

futashiba248

2018年より、茨城県を拠点に地域の特産品などを活かした草木染めによるバッグやアクセサリーなどファッション雑貨をデザイン・製作。9月1日まで、渋谷ヒカリエ8階のCOURTで開催中の「SHIBUYA WANDERING CRAFT 2019 旅 展-MADE BY LOCALS-」に出店中。


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