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〜大河ドラマでも注目の小田城〜「どんど焼き」に行ってきました!

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2022年01月31日

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※当記事は1月15日に取材したものです。
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皆さん、こんにちは!つくスタ特派員のTAKAKOです。

 

特派員が毎週楽しみにしている番組は、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。

鎌倉幕府2代目将軍、頼家を支えた13人の家臣たちのお話なのですが、壮大なストーリーの中にもクスッと笑えるシーンがたくさん♪ “13人”には、あの小田城(つくば市小田2377)を築いた小田氏の始祖「八田知家」も名を連ねているというので、中学生の息子も一緒に彼の登場を楽しみに見ています。

 

 

1月15日にその「小田城跡歴史ひろば」で行われたのは、今年で34回目の開催となった小田地区の「どんど焼き」。

その迫力たるや「一生に一度は見た方がいい」と地元の人が語るほどの一大イベントなのですが、皆さんは「どんど焼き」に参加したことはあるでしょうか?

 

 

どんど焼きは、お正月に飾った門松やしめ縄、お守りなどを燃やし、その火で焼いた餅を食べることで無病息災・五穀豊穣を祈願するというもの。

以前は小正月の伝統行事として全国各地で行われていましたが、近年、特に都会では実施が難しくなり、どんど焼きを知らないという子どもたちも多くなってきています。

 

小田で開催されるどんど焼きに使われるのは、40本の竹で組まれた高さ10mにもなる手作りのやぐら。

茨城の伝統文化の継承と地域活性化を目指し活動している「七色武士」が、地元有志とともに組み上げ、そこに各家庭から持ち寄った数々のお正月飾りを奉納。大変な作業ですが、こうした地元の人たちの努力によって伝統が継承されているんですね。

 

 

小学生の頃校庭で行われたどんど焼きのことは覚えている特派員ですが、規模が小さく、記憶にあるのは焼いて食べたお餅のことだけ(^^;)

今回、小田のどんど焼きを見て衝撃を受けたのは、そのやぐらの息を飲むような美しさでした。

 

新型コロナウイルス対策のため、今年は事前に各家庭からお正月飾りを回収。また、郵送でも申し込むことができました。当日でも受け付けてもらえますが、自分でやぐらに放り込むのではなく、スタッフがやぐらに登って一つ一つ奉納してくれるからこそ芸術作品のような美しいやぐらになるのですね。

 

お正月飾りのほか、ごみとしてはなかなか捨てられないぬいぐるみや手紙といった思い出の品々も一緒にお焚き上げしてもらうことができ(プラスチックや危険物などは不可)、無数のだるまが納められている様子は見事な光景でした。

 

 

会場では、常陸秋そばを使用した手打ちそばの販売や、地元の新鮮野菜の直売といった物販だけでなく、広々とした飲食スペースが設けられており、つくばエリア自慢のグルメをその場で堪能することも。

 

茨城県産ブランドポーク味麗豚とつくば市産小麦ユメシホウを使った「おおきや」の焼そばには行列が。また、小田北条米などを生産している「関農産」のブースでは餅つきが行われていました。つきたてのあんこ餅をいただきましたが、その柔らかさにお餅だけでなく頬も伸び伸びになった特派員です( *´艸`)

 

 

お焚き上げが始まるまで、会場では「小田東部お囃子保存会」による伝統のお囃子が披露されました。

笛や大中小の太鼓、つづみの音が聞こえてくると、顔を上げ、その音色に耳を澄ませる子どもたち。どんど焼きもそうですが、こうして日本の伝統を肌で感じることができるつくばっ子たちは恵まれた環境にいるなあと思います^^

 

 

 

夕暮れが近づくと、消防隊によってやぐらの周囲に延焼防止のための水が撒かれ、いよいよ火入れ式の始まり。

 

宮司による祈祷が行われた後、地元の子どもたちがたいまつを掲げてやぐらに火をかざすと…一瞬で燃え上がる炎!そのあまりの熱さと勢いに周りを囲んでいた参加者たちは一歩、二歩と後ずさり、炎がやぐらのてっぺんに届く頃には火の粉の迫力に負け、小田城を囲む土塁の上に登る人も。

時折竹のはじける大きな音がして、わ!!と驚く子どもたちの声が皆の笑いを誘っていました。

 

 

小田城跡から徒歩6分のところにある「TAMARIBAR」で、「どんど焼きのときに焼いて食べてね」と分けていただいた自家製の青のり餅を、配られた篠竹に刺し、近寄れるほどに炎が小さくなるのを待つ特派員。

周りを見ると、慣れている地元の人たちは自宅からお餅を持参し準備万端の様子!ポイントはアルミ箔でお餅を覆うこと。こうすることで外だけ焦げて中はカチカチという状態にならずにおいしく焼けるんだそうですよ(^_-)

 

 

市内から家族で訪れた小学1年生の女の子。

火入れが始まるまで土塁で芝すべりを楽しんでいたので髪の毛に芝がついているのはご愛嬌。驚くような火の熱さにのけぞりながらも、一生懸命に腕を伸ばしてお餅を焼いていました^^

 

燃え盛る炎に、一年の願いを込めるどんど焼き。

今年こそは祖父母と子どもたちが不安なく会うことができますようにと、赤く染まった小田の空を見上げながら願う特派員TAKAKOでした。

 

【小田城跡歴史ひろば】
 茨城県つくば市小田2377

 

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