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チャリコン♪

けろりん Blog 
2009年07月14日

こんにちは。けろりんです。
ますます蒸し暑さが増していますね!!!
カラッとした夏が待ち遠しいです。
先週は、YEH(Youth Ending Hunger)茨城支部主催の
チャリティーコンサートにいってきました。
YEHは特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(HFW)の
青少年組織で
「飢餓が若者の命を終わらせるのではなく、
若者が飢餓を終わらせよう」
という合言葉のもとそれぞれの拠点で若者が活動しています。
コンサートは毎年つくば市内で行われていて、
今年はイーアスホールで行われました。
今回10年目を迎えたそうです。
はじめに、初代ライオンキングでパーカッショニストの
ムクナ・チャカトゥンバさんの
ジャンベの演奏から始まりました。
ジャンベはアフリカの太鼓楽器。
思わず踊りたくなるような軽快なリズムで始まりました。
ムクナさんはコンゴの出身だそうで、
簡単なリンガラ語を教えてくれました。
なにやら指を三本、五本、二本、二本だして
そのまま発音してみてといわれましたが・・・
「サンゴニニ?」(お元気ですか?)
「サンゴテー」(元気!)
なんと挨拶だったんですね。
最後は「ハクナマタタ(問題ないよ!)」を掛け声に
みんなで一緒に歌いました。
次は、筑波大学のフォルクローレ愛好会の演奏でした。
フォルクローレの演奏で使われている楽器の説明があり
「コンドルは飛んで行く」など有名な曲から、
こちらも陽気な中南米の曲が続きました。
三番目はクラシックギター奏者の与那嶺新さん。
今回チャリティーコンサートに参加するようになった経緯
このコンサートにこめる思いをお話されて、
その思いが演奏からも伝わってくるような
とても繊細な感じの音楽でした。
最後には、貧困を考えるゲームがありました。
会場を8つほどの国に分けて、
それぞれの国の人口や確保している食料、資源、技術などが
2桁の数字で表されていました。
それぞれの国のリーダーが各国と交渉し、
資源を売って食料や、医薬品を調達したり、
お金の豊かな国は、お金の少ない国へ援助したりと、
今の世界の貿易や国交の縮図のようになっていました。
このゲームをしてみて思ったのは、
モデルとなった先進国と途上国とでのお金や食料などの
格差がとても大きいということです。
途上国のモデル国として紹介されたのが、ザンビア。
国民の100万人以上がエイズに感染していて
医薬品も貧困のため確保できず、
また教育も十分に行われておらず
今では平均寿命が37歳。
とても深刻な問題だと思いました。
飢餓の問題などは、問題が複雑すぎて
自分にはできることはないと考えがちです。
それでも少しずつでもできることはあるということが
最後のスライドで紹介されていました。
今回のようなチャリティーイベントに参加してみる。
募金活動に協力する。
また活動されている方へ支援する。
この貧困という現状があるという現実を心にとめて、
家族や友達など周りの人に伝えること。
前回紹介したような「フェアトレード(公正取引)」の商品を買うこと・・・ etc
少しでもできそうなことはしていきたいなと思いました。
コンサートの最後にはなんとサプライズで
今回の演奏者全員で即興セッションがありました。
飢餓で苦しむ人々が少しでも減るようにと
皆さんの思いがひとつになって、
会場の手拍子も加わり、暖かい雰囲気になりました。
今回のチャリティーコンサートでの収益金は、
ウガンダの養豚プロジェクトで
豚を購入する費用に当てられるそうです。
ちょっとずつでもできることをしようと
音楽を通じて気づかせてくれた
心温まるチャリティーコンサートでした。
<文責:けろりん>

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