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院生、紙芝居を作る

ユキ Blog 
2009年11月10日

こんにちは!ユキです。
びっくりするくらい寒かったり暖かかったり
風邪を引きやすい季節になりましたね。
私も先週、熱を出して寝込みました。
あまりにわっとあがったので
ついに噂のインフルエンザか…と思い、
10月30日のyumiさんの記事を参考に準備しましたが
ただの風邪でした。
でもこれで
インフルエンザにかかったときの流れはばっちりです。
さて。
ここ最近、私は画用紙に絵を描いたり色を塗ったり
工作したりクイズをつくったりと
院生なのか幼稚園の先生なのか
わからない日々を過ごしていました。
なぜか。
それは、以前少し書いた紙芝居の公演が
先々週末・先週末と迫っていたからです。
この紙芝居、ただの紙芝居ではなく
「遺伝」について、幼稚園の子がわかるような紙芝居
を目的に作成していました。
そのため、何度も台本を読み直しては
「これはわかりづらい、難しい」
「けどこれだと科学的には正確じゃない」
という、
いかに科学的に正確に、且つわかりやすく説明するか
という討論や
「ここにはこういう工夫をしよう」
「こういうクイズは?」
といった、子どもをひきつける工夫の検討を
夏休みと授業の合間を使って重ねてきました。
そして迎えた本番。
先々週は大きなサイエンスのイベントの1ブースで
公演を行わせていただきました。
自分たちは最高のものを作ったつもりでも、
公演をする度に
「いまのはここが悪かった」
「ここはこういう風に直そう」
と、子どもを含めた来場者の方の
生の反応を目の当たりにすると
沢山の改善点がでてくるもの。
公演の度に×や書き直しが追加される台本は
最後には真っ赤になっていました。
それが功を奏したのか、最後の方の数回は、
4・5歳の子も最後まで楽しそうに聞いてくれ
嬉しい気持ちと感動で胸がいっぱいになりました。
…何だか青春だなぁ。
2日前のイベントで公演したときは
先々週よりもさらによい公演ができたようです。
本当は公演する担当だったのに、
熱を出して出来なかったのが心残り。
今回は紙芝居でしたが、
大学院生や研究者は、自分の研究を進め
その成果で社会に貢献するだけでなく
自分の研究分野のことや研究成果などを
社会の人々に伝える役割、教育する役割を
担っていると思います。
なので、今回のことはとても貴重な体験になりました。
つくばは特に研究都市なので
大学の先生や研究所の方が
様々なところでセミナーを開いたり
研究所の展示施設が開放されていたりと
科学とふれあうことのできる場は沢山あると思います。
これは、イベントを催す側でなく、
参加する側としても素晴らしい環境だなと感じます。
研究が生活の身近にある、
大切なつくばの特色なのではないでしょうか。
そういった場を生かして人に伝える伝え方を学んだり
他の分野についての広い知識を
身に付けられたらいいなと思いました。
<文責:ユキ>

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