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つくばスタイル科*「矢中の杜」で文化遺産教育

つくばスタイル特派員 ゆうママ - 2014年07月15日13:50

こんにちは、つくスタ特派員ゆうママです!

 

つくば市内の小中学校では小中一貫教育が実施され、全国的にも珍しい独自のカリキュラム「つくばスタイル科」での学びがあります。
つくばスタイル科ではつくばの教育的資源となる研究所、歴史、文化などを活用した効果的な授業が行われます。
つくばスタイル科については過去にレポートした「覗いてみようつくばの教育~つくばスタイル科~」もご覧になってくださいね^^

 

今回は北条小学校で行われたつくばスタイル科の授業を見学させていただきました。

 

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授業の場となったのは教室を飛び出し、北条小学校のすぐ隣にある国登録有形文化財の「旧矢中邸」
特定非営利活動法人”矢中の杜”の守り人によって活動がなされている旧矢中邸は昭和の名残を残す文化的・芸術的観点でも貴重な近代和風住宅。
建材研究者であった故矢中龍次郎氏の研究成果が反映された独特の構造や材料も取り入れられ、昭和30年代当時の調度品も多く残る文化遺産です。

 

北条小学校の5年生37名が訪れ、「昭和の暮らしと今の暮らしを比べてみよう」をテーマに授業が行われました。

 

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矢中の杜と北条小学校は隣接していることからクリーン作戦や出前授業等で以前から交流を行っていますが、矢中の杜で授業を行うのは今回が初めての試み!
まずは守り人さんから邸宅のガイドを受け旧矢中邸とはどんなところなのかを実際に見て周ります。
独特の構造とこだわりを見せる旧矢中邸は本当に見どころが満載で、部屋ごとに趣向を凝らした造りはため息ものです。
矢中の杜では毎週土曜日に邸宅公開を行っているので是非訪れてみてくださいね。
子どもたちは時代背景を交えた丁寧な説明に一生懸命メモを取りながら学習をしていました^^

 

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見学後はそれぞれの部屋ごとに「自分の家にあるもの」「自分の家にないもの」を探しシールでチェックをしていきます。
昭和というとまだ最近のように感じますが、故矢中氏の独特の家の造りのほか日用品の中にも珍しいものがたくさん見つかりました。
箪笥型のテレビや木製冷蔵庫、蓄音機。床の間のある家、というのも現代の住宅ではなかなか見かけることはなくなりましたよね。
子どもたちも驚きながら、「これはなにに使うの?」と疑問を積極的に質問をしていました♪

 

そして一人ひとりチェキを使って気に入った箇所を撮影し、なぜ気に入ったのかも記入。
チェキの撮影に子どもたちは大興奮してとても楽しそうでしたが、これも、昭和の時代は当たり前だったフィルムでの写真撮影を体験してほしいとの考えがあってのこと。
消去が簡単なデータと違い、一枚一枚を大切に集中してシャッターを切る感覚は今ではなかなかない体験ですね。
昭和生まれの私は、子どもの頃にインスタントカメラを使っていたときの気持ちを思い出しました^^

 

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情報社会でインターネットも当たり前の時代ですが、こうして本物に触れる時間というのはとえも大切なことと思います。
国登録有形文化財である”矢中の杜”に実際に触れ、昭和と今の暮らしの違いや建築を学習できることはとても貴重で素晴らしい学び!
子どもたちからも「今の時代にないものがたくさんあるから、昭和の暮らしを体験してみたい」等感想が聞かれました。
こうした教育的資源があるつくばは本当に教育環境に恵まれているなと感じます。

 

「今の子どもたちは英語を学び異文化に触れる機会も多い。だからこそ海外に目を向けるとともに自分の国の過去の文化や生活を知ることは大切だと思います。矢中の杜は昭和の時代の屋敷なので、近代を知るにはとてもよい場所でしょう。子どもたちの注目する視点も面白く、私たちにとっても矢中の杜での授業がよい経験になりました」
と守り人の方。
矢中の杜での文化遺産教育となったつくばスタイル科の授業は地域との交流もあり、発見の多い楽しい学習の時間でした^^

 

以上、ゆうママがお伝えしました!


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