”声”がつなぐ豊かなコミュニケーション＊鈴木もえみさん

こんにちは、つくスタ特派員ゆうママです♪

都市・自然・知の融合が魅力とされるつくばエリアには多くの研究所、文化施設、筑波大学とさまざまな環境も整い、各分野でプロフェッショナルに活躍される方も多く、広く市民に伝えたり共有の場の機会も多々あります。
「本物」に触れられる…人の豊かさ、目に見えるものだけではない学び、発見にもつくばエリアに住まうことの魅力を感じています。

つくば市内に居を構えるフリーアナウンサーの鈴木もえみさんも、つくばでご活躍されているプロフェッショナルなおひとり。
“もえみおねえさん”で懐かしさを覚える方もいらっしゃるでしょうか。

HBC北海道放送局ラジオ番組パーソナリティー、TBS報道局レポーターを経て、1987年より約3年間フジテレビ系列「ひらけ!ポンキッキ」の8代目おねえさんを務めました。

「そんな凄い経歴の方が同じつくばに住んでいるのね!」と私が初めてもえみさんのことを知った時の驚きは忘れもしません^^
現在は主につくばエリア周辺で朗読やコンサート、司会など”声”を活かした活動をされています。

結婚を機にそれまでのお仕事を離れ、ご主人の赴任地であるつくばに住まうように。
子育てに専念していた生活の中、幼い娘さんと通っていた乳幼児学級で子どもたちに聞かせた朗読が評判になったことが、つくばでのご活躍の原点となりました。
「私の声に、子どもたちが喜んでくれる姿や何かを感じてくれる姿が嬉しくて」と、乳幼児学級や幼稚園、小学校など、もえみさんの”声”を多くの子どもたちに届け今年で16年。
活動の幅はどんどん広がり、市内のイベントの司会や大人向け朗読、コンサートと今やつくばに欠くことのできない”声”となっています。

レポーターやポンキッキの経験を今に活かし、つくばの地でより一層輝くもえみさん。

「子どもたちが身近なものから面白さや楽しさを感じ、本物の良いものを知るきっかけに」
と、先日の乳幼児学級コンサートでは本格的な演奏の他にも鍋の楽器が登場し、もえみさんの朗読に、歌にと小さな子どもたちはキラキラとした瞳で釘づけ。

あたたかみや優しさが伝わる、語りかけるような声。明るく、楽しい声。
もえみさんの声にこたえるように一生懸命パチパチと手をたたき、笑顔を見せる子どもたち。

子どもの正直で素直な反応に、”声”のコミュニケーションの確かな手応えを感じ、ご自身も活動をとても楽しんでいらっしゃいます。
子育てを経験したからこそ、子どもにしてあげたい、見せてあげたいことがあり、子育てをするお母さん方と同じ目線になれる。
ポンキッキのおねえさんの頃を思い出しながら、「今の私のほうが”おねえさん”らしいかも」とニッコリ^^

アナウンサーを目指したきっかけとなったのは小学生のころ、先生に朗読を褒められたことがきっかけとのこと。
そして夢を叶えたもえみさん。
「経験を子どもたちに伝えてほしい」と、つくば市内の小学校でゲストティーチャーとして講師をすることも。
もえみさんの”声”は今子どもたちの胸に響き、もえみさん自身が子どもたちの「将来の夢のきっかけ」となっています。

「声の力を信じているんです」と力強く語るもえみさん。
目の不自由な方に音読テープを届けるボランティアも10年以上続けています。
「声や音は目には見えないけれど、だからこそ伝わるこ、と届くことがあると思っています。私の声を聞いて誰かが元気になったり頑張ろうって思っていただけたり、楽しかったなぁって思っていただけたら、それが私の幸せです」

“声”がつなぐ豊かなコミュニケーション。
声の持つ力で社会貢献を…。もえみさんはこれからもつくばに”声”を届けます。

以上、ゆうママがお伝えしました♪