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つくばちびっ子博士2017☆「食と農の科学館」

つくばスタイル特派員 しらゆき Blog 
2017年08月28日

みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

 

夏休みの期間中、全国の小中学生を対象に、市内の研究機関で見学や体験ができる「つくばちびっ子博士」というスタンプラリーのイベントが行われているつくば市。スタンプを18カ所以上集めて、400字程度の感想文を書いて提出すると認定してもらえる「最優秀つくばちびっ子博士」を目指す息子を連れて、見学施設のひとつ、つくば市観音台にある「食と農の科学館」に行ってきました。

 

 

食と農の科学館のあるエリアは、通称「農林団地」と呼ばれており、農研機構という「農」に関する研究機関が集まっています。その農林団地の中を通る「農林さくら通り」は、桜の名所としても有名です。

 

食と農の科学館は、農研機構をはじめとする、農林水産の最新の研究やその成果などをパネルや模型で紹介する施設。休館日以外は年間を通して無料で見学できるため、気軽に訪れることができます。農業や食品など生活に身近なものの展示が多いので、お子さんでも興味を持って見学できますよ。

館内の説明をしてくれた広報課の田中さんによると、夏休み期間中は「ちびっ子博士」もあって、お子さんの入場者が多いのだとか。

 

さっそく館内に行ってみようと入口へ向かうと、ネットで囲われた中に大きな植物がありました。ここで栽培されていたのは、江戸時代に盛んに生産されていたものの、一旦は絶えてしまった「寺島なす」。農研機構で保存されていた種子から復活を遂げたのだそう。

ここでは、「なす」にいる害虫を駆除するために、害虫の天敵の虫を光で集め、害虫を食べてもらうという研究の様子を見ることができます。これによって、害虫の数を少なくし、使う農薬を減らせる効果があるとのこと。なるほど~!

 

 

館内に入ると、中はとても広々していて、ブースごとに仕切られたパネル展示となっています。

 

息子が興味を持ったのは、農作物の害虫についての展示です。虫好きな息子が熱心に見ているのは、本物の昆虫の標本。標本にセットされた顕微鏡で拡大されたものがモニターに映し出され、みんなで同じものを見ることができます。

 

害虫を農薬で駆除することもできますが、心配なのは人体に有害な化学物質が残る恐れがあること。そこで、入口に展示してあった「なす」のように、害虫を天敵の昆虫で退治するなど、さまざまな研究によって、環境にも人間にもやさしい対処がなされていることがわかりました。

 

 

併設されている農業技術発達資料館では、昔から現代まで、農作業で実際に使われていた器具が展示されており、日本の農業を支えてきた農機具の歴史を間近に見ることができます。

 

今は農業用の水をくみ出すのはポンプですが、昔は人力の水揚機。水車の羽の上に人が乗り、その上を歩くようにして水車を回転させ、水を汲み上げます。水揚機を初めて目にした息子は、「こんなに大きいんだね」と手を広げて大きさを確認。

 

また、昔の日本で広く営まれてきた養蚕の展示では、息子は初めて触る繭に興味津々な様子。「昔の日本では、絹製品が輸出品として多く生産されていたんだよ」という田中さんのわかりやすい説明で、息子は日本の歴史と養蚕業が深く関わっていたことを理解したようでした。

 

 

館内には図書コーナーがあり、植物や食べ物、農業に関する書籍がずらりと並んでいます。

 

植物の根っこだけを扱った本がシリーズで5冊も並んでいたりと、テーマが絞られている分、深く掘り下げられた内容のラインナップです。大人向けだけでなく、図鑑などお子さん向けの本もたくさんあり、座ってじっくり読むことができます。

 

「好きなだけ読んでいただいて構いませんよ」と田中さん。昆虫好きな息子はタガメの本を選び、夢中で読んでいました。

 

 

駐車場の南側には、稲や農作物が育てられています。

40品種ほどの稲が植えられている「稲見本園」では、今のほとんどの米の起源となっている「コシヒカリ」が育成された、系譜代々の品種を栽培しているのだそう。「農林〇号」という名称の稲や「あきたこまち」「ひとめぼれ」など馴染みのあるものも。「こんな紫色の稲は、田んぼアートに使われているよね」と息子もたくさんの稲を見比べていました。

 

稲の品種によって稲穂の育ち具合もさまざまで、こんなに生育状況が違うのかとびっくり。

 

中には、花をつけている稲が!とても短い時間しか咲かないという白い稲の花を初めて目にしました。

 

 

珍しい作物など約100種類も栽培しているという「作物見本園」では、とうもろこしやダイズ、日本ハッカなどいろいろな農作物が育てられていました。

 

大きなひょうたんやゴーヤの実がなり、ぶら下がっているその大きさにびっくり。「あんな大きなひょうたん、見たことない!」と息子も興奮気味。「農研機構の農作物は育ちがいいですよ。虫もたくさんいます」と田中さん。たしかに葉についている青虫もかなりの大きさです。

 

珍しい野菜として最近注目されているアーティチョークをはじめ、アワ、ヒエ、キビなど、なかなかお目にかかれないものも。夏場のこの時期、たくさんの農作物が栽培されている作物見本園。さまざまな農作物を観察するのにオススメですよ。

 

農業以外にも、林業や水産業など、私たちの生活に深く関わる研究が多く展示されている「食と農の科学館」。私たちが毎日食べている食べ物のおいしさはもちろん、それを安全に口にできるのは、日々研究されている賜物だと改めて思いました。

身近な食育の場として、お子さんと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

以上、しらゆきがお届けしました。

 

食と農の科学館

住所 つくば市観音台3-1-1

電話 029-838-8980

入館料 無料

開館時間 9時~16時

休館日 年末年始、臨時休館あり

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