1. HOME
  2. 子どもを育む街! つくばスタイルBlog
  3. おすすめスポット
  4. そこは、人が集いカルチャーが交わる空間。倉庫「029」
つくばスタイルBlog

そこは、人が集いカルチャーが交わる空間。倉庫「029」

つくばスタイル特派員 みっきぃ - 2017年11月17日11:00

遠くに筑波連山を望み、瓦屋根の家が建ち並ぶつくば市栄。豊かに実る農作物を街のあちこちで見かけることができ、どこかほっとするのどかな街並みが広がる。そんなロケーションの中で、ひと際存在感を放つ場所がある。

 

 

倉庫「029」。

 

病院の備品保管に使用されていた約90平米の倉庫をリノベーションし、2017年10月29日にオープン。倉庫独特のざらついた空間の中では、cafe & beer「GOATEE」、hair works「OTTO」が互いの個性をいかし合い存在するその様が文句なしにかっこいい。いや、めちゃくちゃかっこいい。

 

 

この場を営む者たちが発信するカルチャーをびんびんに感じながら、興奮気味にその扉を開けると漂うのは食欲をそそる良い匂い。軽快さのあるカフェメニューを楽しめる日中、それとは打って変わって夜には選りすぐりのビールなどお酒も嗜めるムードある時間へと誘うGOATEE。

扉に書かれた「Laugh and grow fat」とは、店主のモットー。「何事も楽しめば良いんですよ。仕事も、遊びも」

 

 

その奥、リラックスした雰囲気が心地いいOTTOでは、パーソナリティを最大限に引き出すヘアスタイルを店主が提案してくれる。パンクロックやストリートカルチャーに傾倒した十代、自分がかっこいいと思うものを貫き表現する姿勢に共鳴。高校を卒業した後、美容師を志しながら「普通と違うことがしたい」と模索するなかで知った美容室+カフェの在り方に強く引かれるものがあった。

あれから約10年。地元・茨城を盛り上げたいと、温めてきた夢を実現する場に選んだのは、多様なカルチャーが融合するつくばの地だった。「この街で、挑戦したい」

 

 

GOATEEとOTTO、それらが在って倉庫「029」だけれど、それだけではない。好きなことを通して人と人がつながることのできる場所。

 

「誰もが気軽に集うことのできる“空間”を提供したい。それがここの出発点」

そう話すのは、見た目のままGOATEE(ゴーティー、英語で山羊鬚の意)の店主・平野諒さんといろんな人が集い交わる場所になってほしいと思いを込めたOTTO(オット)の店主・中川直樹さん。

 

それぞれ茨城県で生まれ育ち、進学と共に東京へ。飲食、美容業界に身を置き、そろそろ独立をと考えていた矢先、十数年来の親友だった奥さん同士の勧めで初めて会ったのがおよそ1年前。好きな音楽、ファッション、カルチャー、驚くほど好みが合い「茨城でカルチャーを作ろう!」と、その日のうちに意気投合。

気の合う仲間との出会いが人生に前進をもたらす。出会いから生まれる化学反応の大きさを誰よりも知るふたりだからこそ、倉庫「029」に懸ける思いは熱い。

 

 

自身らと同じ世代が多く暮らすつくばを起点とし、物件探しを始めてから数カ月。下見に来た倉庫の前に広がっていたのは、広々とした田園地帯。見上げれば、こぼれんばかりに輝く星空。学生時代には気にも留めなかった当たり前の景色。時が経ち、再び見たその景色の尊さに気づき、ほとんど瞬間的に心は決まった。

 

とは言え、目に留まりやすい場所とは言えない立地に周囲からは心配する声も。しかし、ライブやフリマ、ワークショップやキャンプファイヤー…この場所で思い描く未来はワクワクとした想像に満ち溢れ、湧き出てくるアイデアが枯れることはなかった。周りの意見に惑わされることなく、自分がかっこいいと思うものを貫く。自らが選んだものに誇りを持ち、自分たちらしく楽しんできた彼ららしい生き様がそこにはあった。

 

 

オープンからもうすぐ1カ月。宣伝はTwitter、Instagramと口コミだけ。SNSを見て知ったという地元のお客さんもいれば、電車とバスを乗り継いで東京から遊びに来るお客さんも。散歩途中、かつての面影をなぞり「何ができたの?」と不思議そうに声をかけるおばあちゃんがいれば、「029」と書いた折り紙をプレゼントに持ってくる子どもも。そして最近では、学校帰りの子どもたちを見守るのが日課になりつつある。

 

足を運びたくなる何かが、まるで秘密基地のようなこの場所に人々を引きつける。

 

「地域の寄り合い所みたいに、みんなが自分の好きなもの、得意なものを持ち寄れる場所になっていったら良いですね。これからの季節は芋煮会とか。食べ物を真ん中にみんなが集まるイベントとかもやっていけたら」と諒さん。

 

元々、特定の美容室に在籍しないフリーランスの美容師として働いていた直樹さんは、仕事を生み出す場としてもOTTOを機能させていく予定。「美容師免許は持っているけれど、出産などを機に美容師を辞める女性が多い。そういったママ美容師が活躍できる可能性を作っていきたい」

 

人が集い、ムーブメントが生まれ、新たな文化が根付く。何か面白いことが生まれる予感しかしないこの空間では、いつしか時間が過ぎるのも忘れてしまう。空の色が変わり始める頃、17時を知らせるチャイムの音がゆるやかに過ぎる時間の流れを思い出させてくれる。

 

ひりひりとした興奮を胸にみっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ

 

【倉庫「029」】

茨城県つくば市栄313

月曜定休日

cafe & beer「GOATEE」

10:00~21:00

TEL:029-869-5216

hair works「OTTO」

9:00~20:00

TEL:029-869-5215


この記事に関するご感想・ご意見をお気軽にtwitterまでお寄せください。
つくばスタイルモデルファミリー~研究学園葛城
つくばスタイルモデルファミリー~島名
つくばスタイルモデルファミリー~みらい平
【座談会】つくばはこんな街~パパ編
【座談会】つくばはこんな街~ママ編
つくばスタイル Instagramフォトコンテスト

最新記事

カテゴリー

メンバーブログ

過去ブロガーはこちら

バックナンバー

【以前の記事はこちら】

RSS