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歴史を伝える懸け橋~つくばエリアの橋をめぐる~

つくばスタイル特派員 しらゆき - 2018年06月04日11:00

みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

 

川が多く流れるつくばエリア。その恵みを受け、良質な米が収穫できる米どころとしても有名です。

 

橋がたくさん架けられており、特徴のあるものや意外な名称がつけられた橋も。

今回は、つくばエリアにある「橋」にスポットを当ててみます。

 

つくばみらい市を流れる一級河川「小貝川」。

その小貝川にかかる、つくばみらい市下小目・平沼付近にある「小目沼(おめぬま)橋」は、最近では貴重な木製の橋です。

現在も現役で、歩行者と二輪車だけが通行可能です。

 

 

昭和31年に造られたというその橋は、橋幅が1.5メートルほど。橋の上ですれ違うこともままならない幅です。

おまけに、沈下橋であるその橋には、欄干がありません。

 

その風情溢れる様子から、ドラマや映画の撮影に度々使用されている小目沼橋。

特に夕暮れ時が美しく、西日に照らされた橋は、まるで昔にタイムスリップしたかのような光景になるのだそう。

ノスタルジックな景色が見る人の心を魅了します。

 

実際に小目沼橋の近くへ行ってみると、この時期は川の水量が多いため、水面から橋までの距離が近く、大迫力!

欄干がないので、おそるおそる歩いて向こう岸まで渡ってみましたが、とてつもなく遠い道のりに感じました。

 

川では釣りをしている人の姿が見られ、川の流れはゆったり。

小貝川は人気のある釣りスポットなんだそうです。

 

 

近所に住む年配の方に話を伺うと、「昔は子どもたちがこの橋から川に飛び込んで、水遊びをしていた」と教えてくれました。

「川の水が今よりもっと澄んでいて、しじみが採れたんだよ」とも。

プールがなかった当時は、子どもたちの夏の遊び場だったという小目沼橋。

時代は変わっても、橋は同じ場所で変わらず佇んでいます。

 

橋の周囲はサイクリングロードのように整備されており、ウオーキングやサイクリングを楽しむ人が見られました。

地元の方は、この小目沼橋をスピードをさほど緩めることなく、自転車で通過していきます。

小貝川の両岸を結ぶ、生活に必要な橋として、今も活躍しています。

 

次にご紹介する橋は、つくば市谷田部を流れる谷田川にかかる橋「電鉄橋」です。

 

 

この橋のある周囲には、田んぼが続く、のどかな風景が広がります。

この辺りに駅はなく、鉄道と関係あるものはないように見えます。でも、なぜ“電鉄”という名がついているのでしょうか。

その理由は“つくばエクスプレス(TX)”開通よりはるか昔の話になります。

 

大正11年ごろ、土浦~谷田部~水海道を鉄道で結ぶ計画が立てられ、この橋のあたりで工事の一部が進められたのだそう。

しかし、その後の不景気で計画が中止。後になって、その工事跡に道路と橋がかけられたのだとか。

そして、その橋の名前を電鉄橋とし、その工事の痕跡を今に伝えています。

 

 

地元の人にもあまり知られていない電鉄橋。

橋の欄干にデザインされた鉄道の車輪模様とその名称だけが過去を物語っています。

もし当初の計画通りここに鉄道が開通していたら、今とは全く違う様子になっていたことでしょう。

 

最後に、川ではなく、高速道路にかかる橋をご紹介します。

つくば市観音台にある「農林研究団地」近くを走る常磐自動車道。ここにかかる橋が「飛行場橋」です。

 

 

このあたりには空港や飛行機に関するものは見当たりません。

 

実は、農林研究団地のあった辺りは、戦争に備えて昭和14年に谷田部飛行場が設置されていたのだそう。

戦時中特攻訓練も行われた谷田部海軍航空隊にちなんで名づけられたという飛行場橋。

今は、この橋の名前が地域の歴史を伝えています。

 

今も昔も、両岸を結び、生活に欠かせない橋。

思いを込めて名付けられた橋は、今へ歴史を伝える役割をも担っています。

 

以上、しらゆきがお届けしました。


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