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つくばで輝く女性たち ~ガーデナー’s アナベル~

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2017年07月19日

皆さん、こんにちは!TAKAKOです。

 

前回、ブログでご紹介した、つくば市羽成のエクステリア展示場「ここちテリア」。運営する浅野物産は早くから仕事と育児の両立支援に取り組んできた企業でした。

今回は、この春立ち上がったお花好きの主婦たちによるガーデニングチーム「ガーデナー’s アナベル」をご紹介したいと思います。

 

 

専務の浅野弘美さん(前段中央)の発案でこの春結成された「ガーデナー’s アナベル」のメンバーは、1歳のお子さんがいるお母さんから介護をしている主婦まで、普段は一日の多くの時間を、家庭で忙しく過ごしている女性ばかりです。

 

「ガーデナー’s アナベル」の仕事は、300坪の展示場に咲く草花の管理に加え、一般住宅に出向いて庭の除草や花の植え込みなどの作業です。

「元気だねー!!」とお客様から驚かれたこともあったという、元気いっぱいのとっても爽やかな皆さんです^^

 

小さなお子さんのいるメンバーは、一日2時間程度の出勤で帰宅することもありますが、女性ならではの細やかさと心配り、チームワークを生かした仕事ぶりで、除草作業も一軒につき2時間や3時間といった短時間で終えることができるそうです。

 

「作業が早く終われば、その分お客様のストレスも減らせますから」と嬉しそうに語る浅野さん。その表情からはメンバーの皆さんに対する信頼が感じられました。

 

 

メンバーには庭づくりに詳しい女性が多く、中には環境マイスター1級の認定を目指して勉強中という方も!

今はまだそれぞれに家庭の事情があってパートタイムでしか働くことはできませんが、彼女たちの能力を信頼している浅野さんは、パートタイムと言えども花の仕入れを任せてみたり、花の競りにも同行してもらうようにしているんだそうです。

 

「今はまだ5人ですが、最終的には20人くらいのチームにしていきたい」とのこと。「20人いれば、より短時間のシフトを組めて、家族が体調を崩したときにも気兼ねなくお休みできるじゃないですか」

 

そう語るのは、浅野さん自身も過去に仕事と育児の両立に悩んだ経験があるからこそ。

 

ポイントは「何かあったときに気兼ねなく仕事を代わってもらえるような人材、システムがあること」。

 

 

​「育児や介護は避けては通れません。でも、元気いっぱいのつくばの女性の底力を、もっと社会で生かしてほしいんです」

 

自身が苦労した経験もあって、浅野物産では早くから子育て支援に積極的に取り組み、職場に子どもたちを連れて来てもかまわないという雰囲気作りをしてきました。

応接間で宿題をする子ども、事務所の中に置かれたベビーサークルの中で遊ぶ子ども…そんな風景が自然と作られていったのです。平成26年には、そうした取り組みが仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組む企業と評価され、茨城県から表彰されました。

 

 

お母さんたちの横でDVDを見ながら過ごしているのは、1歳と2歳の子どもたち。会議のときにはこうしてお子さんたちを連れてくることが多いそうです^^

 

「ガーデナー’s アナベル」の皆さんにこの仕事のことを尋ねると、

「チームの立ち上げに関われているのが嬉しい」「子どもと一緒に成長できることが幸せ」「お客様が喜んでくださること、緑豊かなつくばが更に美しく発展していく手応えが直に感じられて、やりがいがあります」とのこと!

育児や介護で忙しい日々を送りながらも、草花に触れる仕事ができる喜びが伝わってきました。 

 

 

将来的には、敷地内にドッグランやカフェなども作りたいと考えている浅野さん。

夢見るのは私だけじゃない。働こうかなと迷っている主婦が一緒に夢見てくれたら、必ず形になると思うんですー

 

仕事と育児に追われながら「なんで夜中の2時に洗濯物を干してるんだろう」と悲しくなったこともある。

そんな中、子どもたちは両親の手を借りて育てざるをえなかったけれど、今となってはいろんな人の手によって育てられたことが本当に良かった、と振り返ります。 

 

つくばには、ちょっと歩けば畑を耕すおじいちゃん、おばあちゃんがいる。最先端の研究所もあれば、自然もある。行動力のある女性もたくさんいる。

そんな環境を生かしながら、ありのままの四季を感じ、ありのままの自分で、老若男女いろんな人の力を借りて子育てをする。仕事をする。それこそ「つくばスタイル」なのではないでしょうか、と浅野さんは言います。

 

 

赤ちゃんだった頃、浅野さんがバスケットに入れて職場に連れてきていたという、娘の麻由美さん。

今では、お庭のデザイナーとして「ここちテリア」で活躍しています。

 

この6月に結婚したばかり。

働くお母さんの背中を見て育ったので、「お母さんになっても働くもの」というのが彼女の変わらない人生観です。

いずれは、会社の中に子どもを預けておける場所を作りたいと話す麻由美さん。「きっと私も助かりますから!」と笑う麻由美さんの姿に、お母さんから引き継いだ力強さと、ご家族の微笑ましい未来が見えました。

 

「ガーデナー’s アナベル」のアナベルとは、大きな白い花をつけるアジサイのこと。花言葉は、「感謝」そして「忍耐強い愛情」です。

忍耐強い愛情、それはまさに、お母さんの愛情のことですよね。

 

そんな愛情を持って私も頑張らなくちゃ!! と「ガーデナー’s アナベル」さんたちから今日はたくさんの元気をもらった特派員TAKAKOでした!

 

ここちテリア

つくば市羽成23-1

TEL:029-838-1128

営業時間:9:30-18:00

定休日:水曜日

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