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国内唯一!聴覚障害者・視覚障害者のための国立大学「筑波技術大学」その1

つくばスタイル特派員 ヤギッチ - 2015年04月24日09:17

どーも、ヤギッチです♪

 

今回はつくば市にある、聴覚または視覚障害学生のための国内唯一の国立大学「筑波技術大学」をご紹介!
…国内唯一なんですね!
科学技術週間で、つくば駅から自転車で15分ほどの春日キャンパスが一般公開されたので行ってきました♪

 

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筑波技術大学は「保健科学部」と「産業技術学部」の2学部、大学院もあり、技術科学研究科の中に「産業技術学専攻」「保健科学専攻」「情報アクセシビリティ専攻」の3つの専攻があります。
一般公開では、視覚障害に配慮した学習環境と支援機器の体験ができました^^

 

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まず伺ったのは、保健学科鍼灸学専攻のはり施術・きゅう施術の体験。

 

今から400年も昔、徳川綱吉の侍医だった杉山和一が「杉山流鍼治導引稽古所」を開設し、視覚障害者の職業として鍼灸・按摩教育がされるようになったと言われています。
杉山和一は、鍼を鍼管と呼ばれる管の中に入れ、鍼管から出てる鍼をトントンと叩いて皮膚に刺入する「管鍼法」を作り出しました。これにより、鍼を刺す痛みが軽減するのだとか…不思議です!

 

はり施術では実際診療に使う鍼を使用し、スポンジに鍼を刺しました。
0.16mmとかなり細い鍼で体験しましたが、すっと刺せましたよ^^

でも、刺す場所、刺し方、刺す深さも色々。効果を出すためには、きちんとした訓練が必要です。

 

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きゅう施術の体験では、もぐさのひねり方をレクチャー。
小さくひねったもぐさを形を保ったまますえるのに、体験していた地元の高校生は一苦労。
また線香で点火するのにも四苦八苦。線香を押し付けてしまうと、小さくふわっとしたもぐさの形が変形してしまいます。押し付けず、そっと火を灯すのがポイントなのだとか。

 

筑波技術大学の学生は大学で訓練を幾度も重ね、患者さんと接することになります。
そのため筑波技術大学保健科学部附属の東西医学統合医療センターは、質の高い鍼灸治療が受けられると、地元の方にとても評判!予約必須の人気となっています。

 

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筑波技術大学の教育環境がどういったものなのかも展示されていました^^
弱視の学生でもPC画面を見られるように文字が拡大できるシステムや、画面の情報を読み上げながら点字表示するディスプレイなどの触覚教材、骨伝導でPC画面の文字を読み上げるヘッドホンなど、いろいろな障害を持つ学生が同じペースで授業が受けられるよう、さまざまな工夫がされていました。

 

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写真左は耳の聞こえない人にPCの画面上の操作を、文字で表示して教えることができるツール「SZKIT」。
このシステムができる前は、手話で説明をしてから操作を行っていました。でも生徒の視線が、手話を見て自分のPC画面を見て…とあちこち見なければならず、時間がかかっていたそうです。
耳の聞こえない学生のために開発したとのことですが、巷のパソコン教室などでも実用化できそうなシステムです♪

 

写真の右は授業などで、目の見えない学生に身体の動きを教える点図ディスプレイ。
教える人の体の動きをカメラで写すと、1536本の白い触知ピンが動き、それを触って確認できます。

 

手とり足とり教えるのはマンツーマンならできますが、多数の生徒に教えるには不向き。
こういった教材が充実していると、効率的な学習ができますね♪

まだまだある筑波技術大学の魅力ある取り組み!次回も続けてご紹介します^^

 

以上、腰と肩の鍼灸治療を受けてみようかな…ヤギッチがお送りしました♪


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