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江戸時代のXファイル!?国立公文書館つくば分館の企画展♪

つくばスタイル特派員 ヤギッチ Blog 
2014年08月25日

どーも、ヤギッチです♪

 

今回は「江戸の怪事件~江戸の怪奇現象ファイル~」と題した国立公文書館つくば分

館の夏の企画展に行ってきました♪

 

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公文書館とは、政府や行政機関などが作成した文書を保管し、広く一般の利用に供する機関。つくば分館には、約58万もの公文書等を保管しています。

公文書館に届いた歴史的な資料はまず、ガスなどで殺虫・殺卵・殺カビを行う「くん蒸」を行い、これ以上の劣化がないようにします。
その後、管理や利用ができるように目録を作成。配架番号を記入して、温湿度が管理された書庫に保存。
利用頻度の高い資料については、閲覧で原本が痛まぬようにマイクロフィルムなどに複製する作業も行います。また、傷んでいる書物の修復作業も行っています。

 

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さて企画展ですが、空前の妖怪ブームのためか、子どもたちで賑わっていました♪
江戸時代の妖怪を見て「河童だ!」「うわ!これ気持ち悪い!」とリアクションしながらも「これ、なんて読むの?」と興味津々。

 

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妖怪の他にも、UFOにしか見えない怪しい舟や人面犬、大洗沖で獲れた巨大マンボウの話などをパネルで展示。
江戸時代の書物に描かれた奇々怪々な出来事…大人でも引き込まれる面白さがありました。
お父さんが「おい!こっちに面白いのがあるよ!」と興奮しながら、お子さんに見せる場面も^^
今も昔も人の興味関心は同じですね^^

 

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個人的に興味を持ったのは、毛筆で描かれたUFO!
昔と今と、UFOの形状が同じ!…これは、やはりいるのでは?と思ってしまいます。
こちらは「弘賢随筆」という書物に書かれています。

 

1803年2月22日、常陸国のはらやどりという浜に漂流していた船。
船体は丸く長さ三間余(5.5m)、上はガラス障子で中が透けており、見たことのない文字が書かれ、底には鉄板が貼られていました。
中には異国の女性が一人乗っており、異国の言葉を話しました。人々はお上に知られ大事になることを恐れ、船を沖に返したそうです。

 

UFOのようなこの船は当時「うつろ船」と呼ばれ、最近新たに、漂着地の地名が茨城県の「波崎」だと記載された史料が見つかり、話題になりました。

 

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また、企画展では日本古来の書物の綴じ方「和綴じ」を体験するワークショップも開かれており、こちらも盛況。

糸と針を使ってオリジナルのメモ帳を作っていました。和風できれいな装丁でしたよ♪

 

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なお、つくば分館では日本国憲法や大日本帝国憲法の原本、終戦の詔書などの貴重な資料のレプリカを常設展示しています。
こちらも法律を学んだ私にとっては、ふんふん鼻息を荒くする展示^^

公文書で日本がどのように築かれたのかなど、歴史的歩みが分かるのはもちろんですが、文化的なことも面白く学べると行ってみて初めて知りました♪

 

以上、海外ドラマ大好きなヤギッチがお送りしました♪

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