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アートを通した街づくり「アーカスプロジェクト」in守谷

つくばスタイル特派員 さくら子 - 2012年10月05日17:42

こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。

守谷市坂戸井にある生涯学習施設「もりや学びの里」。
ここは、閉校した旧大井沢小学校の校舎を社会教育施設として再利用し、市内在住、在勤の方に貸し出しを行っています。
施設内には講座研修室や創作工芸室、音楽活動室、体育室、運動広場、キャンプ施設、バーベキュー施設などがあり、陶芸や宿泊もできるので、市民の活動や交流の拠点として多いに活用されています。

仲良しの会1.jpg

今回は、「もりや学びの里」内にあるアートの拠点「アーカススタジオ」に行ってきました♪

1994年に茨城県主催で開始されたアーカスプロジェクトは、国際的に活動するアーティストが滞在制作を行う「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」と、地域の方々が主体となって行うワークショップなどの自主企画「地域プログラム」を2つの柱として活動しています。

「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」では、公募によって招聘した世界で活躍する若手アーティストに対して、長期滞在出来る住居とスタジオを提供することで制作活動の支援をし、さらにアーティストと地域住民に、アートを通した国籍や世代を超えた様々な交流の機会を提供しています。

「地域プログラム」では、地域で活動する人々から、展覧会、トークショー、ワークショップ、交流会など様々な自主企画を募る取り組みをしています。
そこにアーカスのコーディネータが加わり、自主企画に関して様々なアドバイスや、関連アーティストとのコーディネートを行い、さらに自主企画に関連した関連企画を同時開催。参加者の交流やコラボレーションを図り、さらにはアートと地域を結びつけ、地域の活性化を促すという目的のもと開催されています。

9/19(水)~22(土)まで開催されていた作品展「Stepping Stones~子どもたちのあしあと~」は、アーカスプロジェクトの「地域プログラム」として、守谷市のこども療育教室(発達に何らかの問題を持つ子どもの通園施設)出身の子どもたちの保護者が中心となって作った母親の会「なかよし会」が企画したものです。

今回は、作品展が開催されているアーカススタジオロッカールームで、関連企画「オープンラジオ『うちの子の制作エピソード』」が開催されると聞いて早速行ってきました♪

仲良しの会2.jpg

「もりや学びの里」の玄関をくぐると、どこからか明るい笑い声が聞こえてきました。
ここで行われていたのが、今回の作品展の企画者である「なかよし会」のメンバーのみなさんによる座談会形式のライブトーク「オープンラジオ『うちの子の制作エピソード』」でした。
ラジオの収録と聞いていたので、正直、静かな雰囲気で行われていると思っていた私は、想像していたものと全く違ったのでとても驚きました!

今回のラーブトークのテーマは、うちの子の制作エピソード。
展示作品が生まれるまでのエピソードや自分の子どもの障がいのこと、社会との関わり、障がい者とアートなどについて、子どもの育成に関わるアート分野で活躍している水戸芸術館現代美術センターの教育プログラムコーディネーター森山純子さんを交えた8名がライブトークを繰り広げました。

仲良しの会3.jpg

なんといっても印象的だったのは、参加している「なかよし会」のメンバーの皆さんが明るく元気で前向きなこと!
会場の中は常に笑いで溢れ、明るいエネルギーに満ちています。
ご自身のお子さんの制作エピソードを語るには、当然お子さんの持つ障がいについても触れる必要性が出てくるのですが、それを隠すのではなく、なんとも明るく、ユーモアを交えて語る「なかよし会」の皆さん。母親としての強さとさまざなま苦難を乗り越えてきた逞しさ、さらには今後も全てを引き受けて進んで行こうとする覚悟のようなものを強く感じ、とても感銘を受けました。
私もとてもリラックスして、時には参加者の皆さんの話に大笑いしながら楽しい時間を過ごすことができました。

仲良しの会4.jpg

ライブトークの終了後、「なかよし会」の代表である関山さんに、今回の自主企画を行うきっかけについて伺いました。
「なかよし会」では「もりや学びの里」で「子どもと一緒に遊ぶ会」を定期的に開催しているそうなのですが、その遊ぶ会にアーカススタジオのコーディネーターの方が来て作品展をやってみませんか?と声をかけてくれたのがきっかけなのだそうです。
それまでは、作品展などは考えたことがなく、当然作品の展示の仕方もなにもわからなかったのですが、コーディネーターによる丁寧なアドバイスのおかげでこのような発表の場を持つことができたとのこと。

確かに、発表の機会を持ちたいと思っても、そのノウハウがないとなかなか実現にはいたらない場合も多いですよね。
このように場の提供だけでなく、コーディネーターが一緒になって企画を作り上げ、一歩進んだ内容に高めていくのが、他にはないアーカスプロジェクトならではの素晴らしさではないかな~と感じました。

このように守谷市では、市民による自主企画を募集し、アーカススタジオという場を使って、コーディネーターが一緒に企画に関わることによって、市民が未経験のことに挑戦し、さらにはその経験によって多くの学びの場を持つことを支援しています。
また、「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」で来日しているアーティストと市民の交流の場を積極的に設けるなど、アートを通した人材育成、地域交流も積極的に行っています。

さらに、アーカススタジオの他に、守谷駅すぐ側にアーカスプロジェクトが期間を限定して企画・運営する文化芸術拠点「モリヤイーストキャスト」があります。
こちらの「モリヤイーストキャスト」については、次回のつくスタBlogで紹介させていただきます!

以上、さくら子がお伝えしました♪


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